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【心リハ指導士合格へ】テキストのここだけは読んでおこう!

心臓リハビリテーション必携ってなかなか分厚くて全部覚えられないよ

kei

心臓リハビリテーション指導士を合格するためにテキストをすべて読み込む必要はありません。今回は具体的にどこを覚えておけば良いのか解説します。

 kei

もちろんあくまで試験に合格するためであって、心臓リハビリの知識としては全体を理解しておいたほうが良いです。そこだけ注意してください!

こんにちは となりの理学療法士 keiです!

以前の記事で心臓リハビリテーション指導士に合格するための方法を解説しました

ここで心臓リハビリテーション必携というテキストを読むことから始めよう!

って書いたんですけど

ちなみにテキストっていうのはこれですね

このテキストってだいたい350ページくらいあって結構量が多いんですよね

試験の合格のためにすべての内容を網羅しておく必要はないので

今回はテキストのどこを優先的に覚えておくと良いのかについて解説します

あくまで優先度が高いっていうだけで今回紹介しなかった部分から出題されるケースもあるかとは思います

過去問の解説でカバーできるとも思うのですが

時間があるのであれば一度は全体に目を通しておくことをおすすめします!

kei

試験合格のためであって臨床でもこれだけ知ってれば良い!ってわけではないので注意してくださいね。

目次
  1. 問題に出しやすそうな箇所を覚える
  2. 具体的に読んでおくべきポイントを紹介
  3. まとめ 心リハ指導士合格へ具体的にテキストのポイントを解説

問題に出しやすそうな箇所を覚える

じゃあ実際にどこを覚えれば良いのか?

の前に今回紹介する部分をなんで優先的に覚えておいたほうが良いのか

っていうところを簡単に紹介しますね

結論から言うと問題に出しやすいところです!

心臓リハビリテーション指導士試験っていうのは選択問題です

試験問題も人が作っているので問題を作りやすい部分から出題されることが多いです

毎年毎年問題作っているわけですから大変ですよね

答えも紛らわしい選択肢を作るわけにはいかないので結構苦労するんです

kei

僕も心臓リハビリテーションとは関係ない講習会の確認テストみたいなのを作ったことあるんですけど、たった5問作るのも苦労しましたね。

なので過去問などで問題の傾向などをつかめたら

ここは問題を作りやすそうだぞっていうところを優先的に覚えれば良いわけです

この考え方が分かれば自分でテキストで読む読まないを判断できるかもしれません

  • 過去問から出題される問題の傾向をつかむ
  • 問題として作りやすそうな箇所を優先的に覚える

具体的に読んでおくべきポイントを紹介

具体的なページまで書いてしまうと怒られそうなのでキーワードを列挙します!

必携テキストと一緒に読んでもらえると解ると思います

身体的デコンディショニングの例

  • 骨格筋変化
  • 循環動態変化
  • 呼吸筋

それぞれの項目を覚えておきましょう

抗不整脈薬のVaughan Williams分類

Ⅰ〜Ⅴ群までの作用機序と一般名を覚えておくと良いです

心原性ショックの診断

血圧などの数値まで把握しておいたほうが良いです

Killip 分類・Forrester分類

基本的なことですが確認しておきましょう

フラミンガムうっ血性心不全診断基準

大項目および少項目を覚えておきましょう

急性心不全の臨床的病型分類(Nohria分類)

Forrester分類と一緒に、これも基本的なことですが確認しておきましょう

リポ蛋白異常

  • 高LDLコレステロール血症
  • 境界型高LDLコレステロール血症
  • 低HDLコレステロール血症
  • 高トリグリセリド血症

それぞれの数値を覚えておきましょう

運動負荷試験における絶対禁忌と相対禁忌

絶対的禁忌と相対的禁忌それぞれしっかり覚えておきましょう

ポイントとしては

「急性期」や「コントロールされていない」とついていたら絶対的禁忌です

運動負荷試験の中止基準

これは臨床でも非常に大事なのでこの機会にしっかり確認しておきましょう

1METの定義

3.5ml/min/kg=1MET

これをしっかり覚えておきましょう

計算問題でVO2からMETsを求める問題が出ることもあります

精神症状のさまざまなアセスメント方法

  • 心理検査の投影法・質問紙法
  • 知的機能検査
  • 認知機能検査

これらに関しては特に具体的な検査例まで覚えておきましょう

例えば投影法であればロールシャッハテスト、TATなど

心臓リハビリテーション領域でよく用いられる精神・心理尺度

評価内容と検査名を覚えておきましょう

理学療法士などは使い慣れていないので紛らわしいですがしっかり確認しておいたほうが良いです

心臓リハビリテーション運動療法の身体効果

全部確認しておいたほうが安心ですけど

少なくともランクAは覚えておいたほうが良いですね

急性心筋梗塞症の心臓リハビリテーションの時期的区分

時期区分と内容を確認しておきましょう

AHCPRのガイドラインからみた心リハの効果

7つ全部覚えておきましょう

慢性心不全患者への運動療法効果

下位項目まで確認しておいたほうが安心です

バイパス術後と弁膜症術後患者の特徴ー急性心筋梗塞・心不全例との比較ー

実際の臨床ろつなげて考えると覚えやすいかもしれないですね

弁膜症や慢性心不全は長期的にかつ度量が低下していることが多いというのがポイントですね

運動療法の適応と禁忌

これは運動療法に関わるのであれば知っておかないといけないですね

これを機会にしっかり復習しておきましょう

AHAによる運動療法のリスク分類・AACVPRの心疾患患者のリスク分類

細かいのですべて覚えておく必要はないです

例えば何METsだとリスクはどうなのかぐらいは覚えておくと良いです

有酸素運動の運動強度の設定

基本的なところですがしっかり確認しておきましょう

特に50〜70%だったり40〜60%だったりするので注意が必要です

レジスタンストレーニングの禁忌

絶対的禁忌と相対的禁忌ともにしっかり確認しておきましょう

有酸素運動とレジスタンストレーニングの効果の比較

それぞれの特徴をしっかり覚えておきましょう

両方とも改善するところよりも片方でしか改善しないところは特に注意です

運動を処方する際に注意すべき事項

これは基本的なところで当たり前のことが書いてあるので確認程度で大丈夫です

運動・作業強度と運動許容条件の関係

生活指導にも活かせる内容ですね

まるまる覚えておきましょう

心筋梗塞二次予防要約表

塩分や体重、アルコールなど数値も合わせて覚えておきましょう

心不全患者に対する運動療法の禁忌/運動療法の中止または変更を要する基準

絶対的禁忌と相対的禁忌をそれぞれ覚えておきましょう

心不全の運動療法における運動処方/心不全運動療法施行中の注意点

具体的な数値も覚えておいたほうが安心です

注意点もまとめて覚えておきましょう

Fontaine臨床症状分類と治療指針、運動療法の適応

臨床症状と運動療法の適応を覚えておきましょう

高齢者の運動療法の注意点

運動強度など微妙に数字が異なったりするので紛らわしいですが気をつけておくべきところです

運動処方に影響を与える薬剤

臨床でよく出てくるものばかりなので、臨床と合わせて考えると覚えやすいかもしれません

虚血性心疾患の1次予防ガイドライン

二次予防と混同しないように気をつけましょう

リスク別脂質管理目標値

1次予防と2次予防を間違えないようにしましょう

日常の活動量と必要なエネルギー量

体重あたりに必要なエネルギーです

体重◯kgの人の必要エネルギー量を求めさせることもできますね

禁煙の動機づけを強化するための5つのR

大項目だけでも確認しておきましょう

マイクロカウンセリングにおける技法の単位

解説から技法がわかるように覚えておきましょう

行動療法の主な技法/認知行動療法の主な技法

それぞれ混同しないように気をつけましょう

セルフコントロールの各技法

これも解説を読んでセルフコントロール法を答えられるようにしておきましょう

冠疾患患者におけるリスク分類/リスク分類別の労働、運動許容条件

リスク分類や運動の許可が出る基準に関して覚えといたほうが良いです

心臓手術後の活動を始める前の留意点/弁膜症術後のリスク評価

リスク管理は疾患ごとに決められていて同じところと異なるところがあるので注意が必要です

まとめ 心リハ指導士合格へ具体的にテキストのポイントを解説

  • 過去問から始めて問題の傾向をつかむ
  • テキストで出題されそうなところを重点的に学習する
  • 基本的には表にまとめられている箇所に注意!

このポイントに沿って実際に自分が試験前に重点的に学習した箇所を列挙しました

基本的には表にまとめられている箇所に注意です!

かなりのボリュームになってしまいましたが

テキストをすべて読み込むよりは時間をかけずに対策を立てることができるのではないでしょうか

今回の記事を参考に効率よくテキストを使用して合格を目指しましょう!

それでは

今回もここまで読んでいただきありがとうございましたー!

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