心臓リハビリテーション指導士に合格するにはどんな勉強しておけばいいの?
心臓リハビリテーション指導士は問題集もないし勉強方法に迷いがちだと思います。今回は心リハ指導士合格のための勉強法を解説します!
こんにちは となりの理学療法士 keiです!
心臓リハビリテーション指導士は心臓リハビリに関わる運動、薬剤、栄養、心理など包括的な知識を身につけることができる
心臓リハビリに関わるスタッフにおすすめの資格です
理学療法士のスキルアップとしてもおすすめの資格と紹介しました!
心リハ指導士を取得するメリットや取得方法についてはこの記事を参照してください
今回は実際に心臓リハビリテーション指導士を目指している方へ向けて
試験合格に合格するためのおすすめの勉強方法について解説します!
僕自身も心臓リハビリテーション指導士の資格を持っています
僕は1年間で
- 心臓リハビリテーション指導士
- 3学会呼吸療法認定士
- 腎臓リハビリテーション指導士
この3つの資格を取得しました
なので実際の経験を活かして効率の良い学習方法をお伝えできるはずです
心臓リハビリテーション指導士を目指している方は
- 働きながら
- 家事・育児をしながら
時間が無い中で試験の準備をしなくてはいけません
できるだけ試験勉強の時間は少なく合格できる方が良いですよね
そのために効率の良い勉強方法を知っておくことが重要だと思います
僕が実際に合格するまでにしていた勉強方法をふまえて
おすすめの勉強方法を紹介していきます!
分かりやすく解説するのでぜひ最後までご覧ください!
- 心臓リハビリテーション指導士を目指している方
- 心臓リハビリテーション指導士を受験したいけど勉強時間が取れるか不安な方
- 心臓リハビリテーション指導士合格のための勉強方法
- 心臓リハビリテーション指導士合格のためのおすすめ書籍と学習グッズ
僕は心臓リハビリの経験はありましたがCPXを実施したことはありませんでした。そんな僕でも合格しているので安心してご覧ください!
心臓リハビリテーション指導士の勉強を始めるタイミング
書類選考結果がでてからでは遅い
心臓リハビリテーション指導士を受験するためには自験例報告など
書類選考に合格しなければなりません
4月中に申請書類を提出し、だいたい6月中には結果が分かります
そして試験の日程は学会の1ヶ月後の8月に行われます
以前は学会と同時に行われていて早起き必須でした
書類選考結果が出てから約2ヶ月でも合格できないこともないですが
それなりに学習時間を確保できる方だけです
この記事を読んでいただけている方々は日々の業務であったり
家事や育児などと併行して試験の準備をする方が多いと思うので
なかなか勉強時間を確保できないと思います
なので書類選考結果が出る前から勉強を始めましょう
申請書類を提出したタイミングで勉強を始める
早めに勉強を始めたほうが良いのはわかったけど具体的にいつから始めれば良いの?
結論から言うと書類提出の段階で勉強を始めておくと良いと思います
4月中に書類を提出すると思うのでそれから試験までは約4ヶ月
それだけあれば十分だと思います
申請書類を提出すると気分的にもこれから試験に備えるぞ!
って感じに切り替えられる良いタイミングなんじゃないかなと思います
あまり早い時期から勉強を始めても気分が乗ってないとあまり頭に入らないものです
- 書類選考結果が出てからでは遅い!
- 申請書類を提出してから勉強をはじめる!
心臓リハビリの臨床経験が少ない場合は申請書類作成の段階から勉強始める
心臓リハビリテーション指導士を目指す方は基本的には日々の臨床で
心臓リハビリに関わっている方が多いと思います
なかには研修制度等を用いて受験資格を得る方もいるので
そういう方は臨床でのイメージとかが少ないので少し早めに勉強しておくと良いと思います
自験例報告を作成するタイミングで始めておくと自験例報告の作成にも役立つので良いタイミングではないかと思います
臨床経験が少ない方にはカラー写真が多く臨床のイメージが付きやすいのでこの本で勉強を始めることがおすすめです
急性期のリスク管理から回復期のリハビリテーションプログラムまで目で見てわかりやすく理解できると思います
ちなみにこの本は僕も持ってます。心臓リハビリに関わり始めたばかりの方にはおすすめです!
- 臨床経験が少な場合は早めに勉強を始める
心臓リハビリテーション指導士の具体的な勉強法
まずはテキストを読むことから始める
心臓リハビリテーション指導士試験には公式のテキストがあります
試験問題もここから出るとされています
心臓リハビリテーション指導士試験には問題集などはないので
このテキストから読み始めることをおすすめします
心臓リハビリは包括的な介入と言われるように
このテキストも基本的な解剖生理〜施設基準や運営まで幅広く網羅しています
運動療法、心理検査などそれぞれの専門分野以外の出題範囲を知ることができるので試験対策の導入には適していると思います
過去問を解いてみる
心臓リハビリテーション指導士試験に問題集はないですが
心臓リハビリテーション学会の学会誌に過去問を掲載してくれています
解説付きなのでこれをメインに勉強しましょう
過去問入手方法
- 心臓リハビリテーション学会のホームページへいく
- 学会誌・刊行物をクリック
- ページの中央にある会員専用閲覧・検索ページを開く
- 閲覧IDとパスワードを入力してログイン(IDとパスワードは学会からお知らせが来ているはずです)
- 「心臓リハビリテーション指導士 試験」と「試験問題」で検索する
最近も追加されているので今後も増えるかもしれません
問題数はそれほど多くはないので実際に解いてみて解説を読みます
試験に出やすい重要な部分は分かるはずです
過去問を解いて解説を読みテキストにもどる
これが基本的な勉強方法かなと思います
当たり前じゃんと思われる方も多いと思いますが
結構テキストを初めから終わりまで読み込んでマーカー引いてって勉強している方も多いんです
効率から考えるとどんな問題が出やすいのかなって分かってからテキストを読んだ方が圧倒的に良いです
マーカーを使うなら過去問の解説の方に引きましょう
- テキストを1周読む
- 過去問を全部解いて間違えた問題にチェック
- 過去問で苦手だった分野をテキストで復習
- テキストと併行して過去問の解説でポイントだと思うところにマーカーを引いて覚える
- 過去問を解いてみて間違えた問題にチェック
- ③〜⑤を2〜3回繰り返す
- 過去問でチェックが複数ついている分野を集中的に勉強する
- 過去問が全部理解して解けるまで繰り返す
具体的な勉強の手順はこのような感じで勉強を進めていくと良いと思います
これで合格にはかなり近づけるはずです
試験前の事前講習会で先生方の言うポイントをしっかりメモしておき試験前に復習しておけば安心です!
CPXが理解できない場合
心臓リハビリテーション指導士試験で重要視されるのが
心肺運動負荷試験=CPXです
自験例報告でもここがポイントにされていますね
ただこのCPXっていうのはできる施設が限られているし
心臓リハビリテーション指導士を目指す方の中にもCPXに関わったことのない方が多いと思います
CPXに関する問題はだいたい過去問のような形式ではあるので対策が必要ってわけではないですが
必ず出題されるので理解しておくにこしたことはないと思っています
CPXについてはこの本がおすすめです
原理から結果の解釈の仕方、運動処方まで理解することができます
僕も実際にCPXに関わるようになってから購入して読みました。非常に参考になりました!試験だけでなく臨床にも活きるのでおすすめですね。
まとめ 心臓リハビリテーション指導士試験の勉強法
- 申請書類を提出したら勉強始める
- テキストを1周読む
- 過去問を全部解いて間違えた問題にチェック
- 過去問で苦手だった分野をテキストで復習
- テキストと併行して過去問の解説でポイントだと思うところにマーカーを引いて覚える
- 過去問を解いてみて間違えた問題にチェック
- ③〜⑤を2〜3回繰り返す
- 過去問でチェックが複数ついている分野を集中的に勉強する
- 過去問が全部理解して解けるまで繰り返す
- 事前講習会で先生の教えてくれるポイントを復習
心臓リハビテーション指導士の認定試験に合格するための勉強方法について解説してきました
特別な攻略方法はないですが無駄なく合格に近づける方法だと思います
心臓リハビリテーション指導士の試験はしっかり対策すれば合格できると思います
ぜひ今回の記事を参考にしていただいて試験に挑んでみてください!
資格取得を目指して勉強するってことにも意味があります
包括的な知識を身につければそれだけ臨床における視野も広がります
ぜひ今回の記事を参考にして勉強してみてください!
それでは
今回もここまで読んでいただきありがとうございましたー!