こんにちは となりの理学療法士 keiです
病院などに勤めている理学療法士の悩みとして多いのが給料がなかなか上がらないよ!
ってことだと思います
給料を上げるためには自分に給料を支払ってくれる顧客に対して自分の価値をアピールすることが大事ですね
僕たち病院に勤めている理学療法士の顧客というのは患者さんではなく病院の方です
この場合患者さんていうのは病院の顧客にあたります
ということで理学療法士が存在価値をアピールする相手というのは病院に対してということになります
これは別の記事で解説しています
ではどのような形でアピールするのが効果的なのでしょうか
アピール方法の一つとしてあげられるのが資格の取得です
心臓リハビリテーション指導士
腎臓リハビリテーション指導士
3学会認定呼吸療法認定士
などを取得しています
資格なら何でも良いよーってわけでもありません
そこでこの記事では
- 年収アップさせたい理学療法士の方
- なんの資格を取ればいいか悩んでいる理学療法士の方
へ向けて
- 年収を上げるための資格の選び方
- 取得した資格の活かし方
について解説していきます
年収アップさせたい理学療法士の方
なんの資格を取ればいいか悩んでいる理学療法士の方
年収を上げるための資格の選び方
年収アップのための資格の活かし方
僕も転職しようと決めてから自分の価値を高めるにはどうすれば良いのか悩んで色々資格を取得しました
その結果として転職をしたことで残業は減り年収は大幅に上がりました
そういった自分の経験を交えて解説するのでぜひ最後まで読んでください!
年収アップのための資格の選び方
具体的な資格というよりも選び方を解説します
というのも病院によって価値ある資格というのは変わってきますし
理学療法士にもそれぞれ好きな分野・嫌いな分野あると思います
なので一応僕の経験から具体的な資格の例をだしますが
絶対にこの資格を取れば年収が上がるというわけではないので注意してください
それではどんな資格を選ぶと良いか解説していきます
リハビリの算定に関わる可能性がある資格
理学療法士がリハビリをして診療報酬を得るには
- 運動器
- 脳血管
- 呼吸器
- 心大血管など
これらのリハビリテーション料を算定するための施設基準をとらないといけません
施設基準には理学療法士の人数も関わってきます
例えば心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)だと経験を有する理学療法士または看護師を2名以上という基準があります
ここでのポイントが経験を有するという記載です
経験を有するというのはなにをもって示すのか
現状では明確な基準はないですが
今後心臓リハビリテーション指導士の資格をもった
理学療法士または看護師となる可能性が大いにあります
そうなってくると心臓リハビリテーション指導士がいないと
心大血管リハビリテーション料が算定できないので
病院の収益にも関わってきます
病院の収益に関わるということは病院にとっての存在価値が高まる
ということなので年収を上げることにつながる可能性があるということです
要するに今後施設基準などに組み込まれそうな資格を選ぶということが大事です
もともと心臓リハビリテーションをやってない病院で
心臓リハビリテーション指導士をとってもなんの意味はないので
自分のいる環境での需要を考えましょう
医師が関わっている学会などの資格は強いような気がしますね
学会での実績に繋がりやすい資格
医療分野というのは学術的な活動が評価されやすい傾向があります
残念なことにどんなに臨床で毎日24単位とっても研究をしている人のほうが評価されたりします
特に最近の理学療法士協会は研究ニーズが非常に高まっています
ではどんな資格が学会実績を積みやすいでしょうか
これは理学療法士協会の資格が強いですね
認定理学療法士や専門理学療法士をとっていると
論文の査読や学会での座長の依頼が舞い込みます
そういった活動が評価されやすい職場では理学療法士協会での実績を積むことをおすすめします
手技系の資格はどうなの?
PNFやボバース法など理学療法の治療手技はいろいろあります
理学療法士のスキルという面ではどれか一つでも習得しておくことが望ましいですが
収入アップにつながるかというと難しいです
病院からの評価を受けづらいからです
患者さんからの評価はかなり高くなりますけど
年収を上げるには病院の評価を上げなくてはいけません
もちろん自分のスキル一つで患者さんを呼べるほどのスキルがあれば別ですが
そうなるまでのコストを考えると効率的とは言えないです
理学療法士が年収を上げる資格の活かし方
まず第一に理学療法士が同じ職場で働き続ける場合年収があがるのはどんなときでしょうか
- 歳を重ねること(昇給を重ねること)
- 役職がつくこと(役職手当をつけること)
簡単に言えばこの2点です
役職も基本的に年齢や経験年数が上の人からついていくことが多い
完全なる年功序列の世界です
そのため資格をとったからと言ってすぐに年収が上がるわけではありません
すぐにでも年収を上げたければ
資格をとって自分の価値を高める→転職する
というのが一番の近道だと思います
まとめ 理学療法士が年収アップのために取るべき資格を解説
- 算定に関わる可能性がある資格
- 学会での実績につながる資格
- 資格を武器に転職を検討する
年収を上げるための資格を選ぶポイントは
病院に求められる資格かどうかです
どんな資格が病院に求められているのかを把握することが大事です
逆に自分を求めてくれる病院に移るという選択肢が僕たちにはあるということを覚えておいてください
自分の頑張りを認めてくれない職場でいつまでもストレスを抱えながら仕事をする必要はないです
より自分にとって良い環境で働く選択肢を広げるための手段として資格取得は勧められます
その過程にも価値がありますからね
それでは
今回もここまで読んでいただきありがとうございました!