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【理学療法学生向け】臨床実習施設への事前電話 具体例を提示して解説!

kei
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実習先への連絡って何を聞けばいいの?

kei
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臨床実習の最初のハードルが実習先への電話ですよね

kei
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実習先への電話の具体例を紹介します

こんにちは となりの理学療法士 keiです

臨床実習は実習前から学生さんたちを苦しめてきます

それが実習施設への事前電話です

臨床実習全体の流れについてはこちらの記事を参照してください

今回の実習施設への連絡のような事務的な電話というのは

学生のうちはほとんど経験がないと思います

そのため

  • 何を聞いたらいいのかわからない
  • 言葉使いとかどうすればいいんだろう

など電話をかける前に色々考えて余計にどんどん緊張してしまいます

kei
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僕もすごい緊張したのを覚えています

ちなみに実習指導者会議(通称バイザー会議)で実習指導者に挨拶ができている場合は実習前の電話を免除される場合もあります

kei
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とてもうらやましかったです

事前の電話は実習初日の事や実習中の注意点について確認するために行うのですが

実は大体聞くことは決まってくるのでパターンを作ってしまえばそれほど悩む必要はありません

この記事では

これから臨床実習を控えている学生の方へ向けて

実習施設への電話の仕方について具体例を交えて解説します

僕が実際に臨床実習指導者として電話を受けていて

こういう電話だと印象がいいなーと思うような内容をまとめています

実体験を含むので信頼できる記事になってます

ただでさえ緊張する実習を少しでも負担を減らせるように

最後まで読んで参考にしてください!

電話をかける前のポイント

電話をかけるタイミング

  1. 実習開始の1週間前
  2. 12時30分〜13時、もしくは16時30分〜17時(診療終わりの直前の時間)

実習指導者も病院で働いている理学療法士です

患者さんのリハビリ中は電話に出ることはできません

昼休みか夕方の臨床終わりの時間をねらって電話しましょう!

もし臨床の時間が18時30分までだとしたらその時間を狙います

病院のホームページなどで診療時間は把握できると思うので事前に調べておきましょう

電話をかける場所

  1. 静かな場所
  2. 通信環境のいい場所

要するに電話で話しやすい環境でかけましょう!

とくに地下なんてだめですよってことです

相手の言ってる話がよく聞こえないと何度も聞き返してしまいます

あまり印象は良くないですよね

さらには集合時間を間違って聞き取ってしまって初日から遅刻なんてことになるかもしれません

kei
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考えたくもない事態ですね

僕が実習指導者として電話を受けたときにも

相手側が騒がしい場所から電話をかけてきていてなかなか聞き取れないことがありました

何度も聞き返してしまって怖がらせてしまったかと心配しました

お互いのためにも電話する環境は選んでおきましょう

電話をする前の準備

  1. メモ用紙を用意しておく
  2. 実習先の連絡担当者の氏名を把握しておく
  3. 台本を用意しておく
  4. 何回か読み上げて練習しておく

実習施設への事前連絡で聞いておくべきことは

  • 初日の集合場所および時間
  • 初日の服装
  • 昼食について(持参か食堂があるのか)
  • 特別持っていくもの(検査測定用の物品など)

これらの情報をメモできるようにメモ用紙を用意しておきます

そして電話相手である担当者の名前を使用し

台本を作成して何回か小声でいいので読み上げておきましょう

電話では緊張すると早口になりやすいので

何回か読み上げておくと焦らず話すことができると思います

早く電話を終わらせたいっていう気持ちはすごくわかりますが

相手に伝わりやすいように話すことでスムーズなやり取りに繋がり

結果として早く終わるかもしれません

具体的な電話の流れ テンプレートを配布

実習先への電話の具体的な流れを説明します

(電話をかける)

病院:〇〇病院受付の〇〇です

おそれいります。

わたくし〇〇大学〇〇学科理学療法学専攻4年の〇〇〇〇(自分の名前フルネーム)と申します

病院:〇〇様ですね。いつもお世話になっております。

こちらこそお世話になります。

来週から実習でお世話になるのですがリハビリテーション科の〇〇先生をお願いできますでしょうか?

病院:リハビリテーション科の〇〇ですね。少々お待ちください。

お願いいたします

ー保留ー

病院:お電話変わりました。リハビリテーション科の〇〇です。

お忙しいところ申し訳ありません。

わたくし〇月〇日から実習でお世話になる〇〇大学〇〇学科理学療法学専攻4年の〇〇〇〇と申します。

いまお時間よろしいでしょうか?

病院:〇〇さんですね。よろしくお願いします。実習を担当します〇〇です。今なら時間大丈夫ですよ

ありがとうございます

改めまして来週からよろしくお願いいたします

本日は実習前に4点ほどお尋ねしたいことがあり連絡させていただきました。

病院:はい。わかりました。大丈夫ですよ。

ではまず1点目なのですが実習初日は何時にどちらへ伺えばよいでしょうか?

病院:〇時〇分までにリハビリ室に来て受付に声をかけてください

   〇時〇分から朝のミーティングがるのでそこで挨拶をしてから

   更衣室へ案内して白衣に着替えてもらいます

承知致しました。

それでは〇時〇分までにリハビリ室の受付へ伺えばよろしいのですね。

病院:はい。

承知致しました。

では2点目なのですが実習初日の服装は指定はありますでしょうか?

病院:特に指定はないので常識の範囲内であれば特にスーツである必要はないです。

承知致しました。

では3点目なのですが昼食は持参したほうがよろしいでしょうか?

病院:持参してもいいですし食堂もあるのでそこを使用してもいいですよ

承知致しました

最後にゴニオメーターなど検査用の物品は持っていったほうが良いでしょうか?

病院:持参してもいいですし病院にある物品を貸し出すことも可能ですよ

承知致しました。ありがとうございます。

病院:他に質問はもう大丈夫ですか?

はい。大丈夫です。

お忙しい中お時間をいただきありがとうございました。

それでは来週からよろしくお願いいいたします。

病院:こちらこそよろしくお願いします

ありがとうございます

それでは失礼いたします

この〇〇のところを置き換えればそのまま台本のように使用できると思います

繰り返しになりますが必ず確認しておいたほうがいいことは

  1. 実習初日の集合時間と場所
  2. 実習初日の服装
  3. 昼食について
  4. 特別な持ち物

の4点です

メモをしっかり取りながら電話をしましょう

担当者が不在もしくは多忙の場合

病院に電話をかけて担当者につないでもらうところまでは一緒です

ー保留ー

病院:お電話変わりました。リハビリテーション科の△△です。

お忙しいところ申し訳ありません。

わたくし〇月〇日から実習でお世話になる〇〇大学〇〇学科理学療法学専攻4年の〇〇〇〇と申します。

〇〇先生をお願いできますでしょうか?

病院:申し訳ないのですが、いま担当の〇〇は席を外しておりまして対応ができないのですが。

承知致しました。

改めて連絡をさせていただきたいのですが〇〇先生は何時頃がご都合が良いでしょうか?

病院:〇時頃なら戻っていると思います。

承知致しました。それでは〇時に再度こちらから連絡させていただきます。

お忙しい中ご対応いただきありがとうございました。

病院:それでは連絡お待ちしております。失礼いたします。

ありがとうございました。失礼いたします。

約束の時間になったらもう一度かけ直しましょう

かけ直した電話では担当者につながるはずなので同じ流れで大丈夫です

忙しくて別の時間で連絡してほしいと言われたときもこのパターンで乗り切れます

折返しかけ直すと言われたときには自分の連絡先を伝えて予定の時刻が近づいてきたら電話に適した環境で待機していましょう

まとめ 失敗しても大丈夫!電話で合否は決まらない!

ここまでの記事で

  • 実習施設へ電話をかける前の準備
  • 実習施設へ電話の具体例

について解説してきました

いろいろ書いてきましたが電話で実習の合否が決まるわけではありません

実習指導者も学生さんが慣れていないことはわかっていますから

電話対応におかしなところがあっても緊張してるんだなー程度です

大事なのは臨床実習が始まってからなのでそれほど気負わず電話してみましょう

とはいってもそこまで開き直れる人はそういないと思うので

今回まとめた具体例を参考に事前の電話を乗り切って

少しでも落ち着いて実習の本番を迎えられるといいですね

それでは

今回もここまで読んでいただきありがとうございました!

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