こんにちは となりの理学療法士 keiです
病院見学は就職活動において非常に重要です
少しでも気になる病院があれば見学するようにしましょう
病院側からの立場でいうと病院見学は軽い面接のような感じで
就職試験の一部のようなものです
そのため病院見学をするにあたってはしっかりと準備をしておくことが重要です
この記事では
これから就職活動を始める理学療法学生の方たちへ向けて病院見学の大まかな流れについて解説します
就職活動を始める理学療法学生の方
病院見学の大まかな流れについて
病院側の見学の意義
学生の頃の経験や病院職員の視点を交えて書いているので参考になると嬉しいです
病院見学の大まかな流れ
ステップ1 電話で見学の申し込み
気になる病院の求人票に記載されている連絡先へ電話をしましょう
必ず担当者の名前がのっているとおもうので担当者あてに連絡します
病院の電話というのはまず受付だったりにかかるようになっているので
事前に担当者を把握しておくことが必要です
そして電話をかけたら
- 自分の身分や所属
- 電話の目的
これらを受付の方へ伝え担当者につないでもらうように依頼します
大事なポイントは電話をかける時間帯です
だいたい見学を担当してくれるのは理学療法士のスタッフです
患者対応をしている時間帯は外して連絡をするようにしましょう
もし担当者が不在のときは
- 何時ころかけ直せば良いか
- 別日のほうが良いか
を確認しておきましょう
ステップ2 見学前の準備
見学に行く前に病院のある程度の情報は調べておきましょう
ホームページをながめておくくらいで大丈夫です
見学に行って実際に説明を受けるわけですからね
そこまで詳しく調べておく必要はないです
服装は基本的にはスーツです
白衣や上履きが必要と言われていたら準備しておきましょう
持ち物で忘れてはいけないのがメモ帳とペンです
メモる姿勢を見せるのが重要です
当然ですが遅刻は厳禁です!
決められた時間の15分前くらいに病院に到着して
5分前くらいに事前に伺っておいた訪問場所を尋ねるくらいがいいと思います
質問タイムが必ず設けられるのであらかじめ聞きたいことをメモしておくといいです
「なにか質問ありますか?」
「何もないです」
これじゃ興味無いですって言ってるようなもんですよね
見学も面接の一部と思って熱心さをアピールするのが大事です
特に友人の付添で行くような目当てでもない病院の見学であったとしても
理学療法士の業界は狭いので働きだしてから接点が出いるかもしれません
できるだけ印象は悪くしないほうがいいでしょう
ステップ3 病院見学
病院見学は就職試験の一つと言っていいくらいなので
あいさつをしっかりして、メモを取る姿勢をアピールしましょう
あとは一番大事なのが病院の雰囲気を感じ取ることです
病院の設備であったり職員の対応はどうなのか
リハビリ室のスタッフの対応はどうか
など観察しておきましょう
リハビリ室の設備であったりリハビリの内容だったりも見ておいたほうがいいですが
学生のときに何がいいのか悪いのかを判断するのは難しいと思うので
そこまで意識しなくてもいいと思います
質問タイムでは前もって準備しておいた質問のうち
見学のときに説明のなかった項目について聞いておきましょう
- 職員の年齢層や経験年数
- 残業時間はどのくらいか
- 新人教育はどのように行っているか
- 有給は取りやすいのか
このあたりは聞いておいていいと思います
特に職員の年齢や経験年数は職場の雰囲気を知れるいい情報です
たとえば
- 1〜3年目が多く中堅層がいなくて10年目以上のベテランが多い職場
- との年代もだいたい偏ることなく在職している職場
どっちの職場がいいと思いますか?
中堅層がいない職場というのはある程度経験したらやめてしまう人が多いということなので
あまり職場環境がよろしくないことが想像できます
偏りがない職場というのはやめる人が少ない環境がいい職場の印象を受けます
ただやめる人が少ないってことは求人も少ないということなのでこういう病院が求人をしていたらチャンスです!
ステップ4 お礼状を送る
見学を終えたらお礼状を送りましょう
できたら翌日か遅くても1週間以内には送れるといいですね
特に本命の病院には絶対に送っておきましょう
悪い印象にはならないはずです
病院における病院見学の意義
病院見学は実際に就職先の雰囲気を体験できる学生の方にとっては非常に大事な時間です
それは病院側にとっても同じで
就職試験の面接は10分程度ですが
見学のときは30分〜1時間程度、長い場合はそれ以上の時間
接することができるので面接よりもどんな人柄なのか判断しやすいです
病院側がその視点で対応しているわけなので
見学に行く側も面接に望むような気持ちで準備しておくことが重要です
まとめ 病院見学の流れを理解して就活を乗り切ろう
この記事ではおおまかに病院見学の流れを解説しました
どのような流れか知っておくことで適切な準備ができると思います
僕個人的には最初に就職する病院は結構大事だと思ってます
できたらこの記事を読んでいただけた学生の方々には
希望する職場へ入職していただけることを祈ってます
それでは
今回もここまで読んでいただきありがとうございました!